#4 Blue pearl of Morocco / モロッコの青い真珠


こんばんわ、Mayukoです!
Travel to Morocco第4弾は、シェフシャウエンで起きた最大のハプニングについてとシェフシャウエンの町並みの写真をバンバン貼っていきたいと思います!今回なかなか長いですよ〜


さて最初はハプニング話からいきます!

実際その "最大のハプニング" が起きた時はですね、そんな簡単な一言で片付けられるような状況ではなく。あ、自分死んだなって悟りました(笑)


シェフシャウエンへ出発したのは深夜0時発のバス。なぜ深夜かというと早朝や昼発などのバスはどれも売り切れで、深夜バスならまだ残っているとのこと

前回説明しましたが、フェズからシェフシャウエンはバスで片道5時間の道のり

0時発のバスに乗れば早朝の5時着ということになります。普通の人なら、5時に何かやってるお店はあるのかと不安になるところ、私はなんの心配もしていませんでした

なぜなら、モロッコはご存知イスラム教徒が多く住む国。ムスリム達の朝は早く、お祈りを1日に5回やりますがその内の1番最初のお祈りは日の出とともにやります。なので、ムスリムは朝早くから活動しているというイメージが私にはあったのでカフェの1つや2つくらいやってるだろうという雑な判断をして、5時着のバス切符を買ったのです

さて、到着後の心配も一切しないでバスに乗り込んだ私達。バスで爆睡し終わった頃にはいよいよ青い町へ!…と思ったが本当に甘かった

着いた先は極寒の町、シェフシャウエン
しかも到着時刻は何だかんだ言って朝の4時とか!日なんてまだ昇ってません!アザーン(お祈りの時間に流れるコーランを読み上げている放送)も聞こえません!!
私達以外の観光客はそれなりの格好をしていましたが私は上の写真の通り、春物の格好。これでもか!っていうくらいに震えに震え

そしてもっと最悪なことに外は雨!!!!
皆さん想像してみてください。例えるならば、春物の格好で大晦日の夜に初詣に向かうという感じ。それに+雨(笑) まぁ普通に考えて、そんな寒さを薄っぺらい格好でやり過ごそうとする方が馬鹿です(笑) 本当にこの時、私死んだと思いました(笑)


シャフシャウエンはスペイン語が通じるので、フランス語とアラビア語ができない私は、スペイン語の知っている単語と英語を混ぜこぜで話しながら、ガクガク震えながらカフェがあるとこに連れて行ってとタクシードライバーになんとか伝え

タクシードライバーもあまりにも私達が震えているので、外寒いよね〜!って同調してくれます。この時の私達に笑う余裕は一切無し


着いて降ろされた場所を見渡し…
ん????カフェどこ…?!!!状態
どのお店もまだオープンしていません(当たり前)
完全にしくった!と思いましたが、もう寒さのあまり頭も回らなくなって冷静な判断ができなくなっていました。とりあえず雨をしのぐために屋根があるとこを見つけるためフラフラと歩いていると

人は数人いますが、明らかに怪しい感じ(笑) 

ですがもうそんなこと考える余裕はなく、怪しそうなおじさんに話しかけようとしたその瞬間もっと怪しい男2人にいきなり話しかけられました

どこ行くの?なんでここにいるの?と質問攻めで、カフェを探してると伝えるが、まだやってないよ。と言われ(そりゃそうでしょうね!!!!)
とりあえず屋根があるとこ知らない?
と尋ねると、ちょっと間が空き、俺たちのとこに来る?と言われました

冷静に考えてここは断るのだろうけど、もう私達の頭は完全に思考回路が停止していたので、お邪魔してもいい?と言って着いて行くことに

その時に、1人の男が着ていたジャンパーを貸してくれて(優男)
とりあえず彼らがいた場所へ連れて行ってもらいました。カフェのテラスみたいなところで椅子と机、あと屋根もありました(だけど外…) そしてそこには別の男2人もいて、お邪魔しますねと言って一緒に座らせてもらい

まぁその後はしばらく質問攻め
なぜ宿を取らずに来たの?とかこんな時間になんで?とかもうそんなん感じで。でも寒すぎて私ほとんど無言、返答は姉に任せるという(笑)
でも彼らは本当に優しくて、モロッコ人がよく着ている羊の毛でできたコートと温かいコーヒーをくれました

しかし、少し体が温まってきたところでこの異様な雰囲気を冷静に考えることができた私達

まず、変な匂いがする(多分マリファナ)
4人いるうち1人は完全にラリっていて、またもう1人はちょっと悪いこと考えているような感じ(うち2人もそれなりにチルしてはいるが、いき過ぎてはない様子)

悪いこと考えてそうな奴は、何度も必要にこのテラスじゃないところに連れて行こうとするが私達はとりあえず座りたいだけだからと何度も断る
それを見かねた1番のクールガイが、いやだから行かないって言ってんじゃん。君達ここにいたいんでしょ?とバッサリ言ってくれて、その変態は不機嫌になりどこかへ居なくなり(笑) ラリってる奴もいつの間にどこかへ消え、残ったのはアブドゥールという名のそのクールガイとジャンパーを貸してくれた男の2人

そして彼らが本当に優しかった😭
まず朝ごはんのお店に連れて行ってご馳走してくれて、その後もコーヒーが飲める場所に連れて行ってそこでもご馳走してくれました。もちろんその間も沢山お話しして、シャウエンの良いところやオススメの場所とかの情報ももらえました!

アブドゥール達に、本当にありがとう。なんでこんなに優しくしてくれたの?と聞いたら、これが自分達のノーマルライフだからだよ。助けを必要とされれば助けるそれがシェフシャウエンの人間だよ。とカッコいい返事が返ってきました


いきなり現れた外国人2人を朝になるまで面倒をみたうえに、何の請求もしなかった彼らは本当に最高なノーマルライフを送っていました

左から命の恩人の、ジャンパー男とアブドゥール↓
別れ際に、やっぱり何かしら請求してくるかな????と思ったものの何の請求もしてこなさそうだったので、記念も兼ねて貸してくれたコートを彼らから買いました

これは私にとって感謝でもあります
彼らがいなければ私達は無事に朝まで過ごせてなかったと思います

これがそのコート!
これを見るたんびにアブドゥール達との思い出が蘇ります。こういう素敵な出費は全然アリってことにしている自分の中で!笑


すっかり朝になって他のカフェも空いてきたところでアブドゥール達と別れを告げ、やっとシャウエンを散策!
さすが山岳部とだけあって上の方、霧がかかっています

そして本当にね、シャウエンの人々は皆んな優しい!歩いてると地元のすれ違う人達みんなWelcome to Chefchaouen!って言ってくれるし
そして町は本当に青かった!!!!シャウエンがなぜ青い町なのかっていうのはいろんな説があるらしいからあえて書かないけど笑、でもどこもすごく絵になるような可愛い町並み!!!!

そして沢山雑貨屋さんがあるのでお土産も選び放題

後半、ポーズ取るまで余裕がでてきたMayuko笑↓

青の町、シェフシャウエン
正直右も左もわからない状態でいろんな人に話しを聞いて助けてもらってやっと辿り着き、またそこでも色んな人の助けを借りた結果、とても満喫できました!

うん、これこそが旅!!!!

過酷だけど素晴らしい体験!!!
ありがとうシャウエンの人々!そして次訪れる時は、昼間の温かい時期に行くことにするよ😉笑

さて今回の内容、かなーり長くなりましたが読んでいただき皆さんもありがとうございます!

そしてシャウエン行く際は第3弾で注意したことと、今回のお話も兼ねて私の二の舞にならないように気おつけて下さい笑!(いや私達がバカなだけほんとに…)


次回の記事については予告なしでいきます!モロッコじゃない国について書くかも…????

お楽しみに!

0コメント

  • 1000 / 1000

Mayuko

"To Travel is To Live" 旅行することは生きること

夢はクリエィティブで
童心を忘れないトラベルライター

このページは私が今までに訪れた国や都市について記録している旅行記です💃🏽🌹 / This page is a travel diary that has records of the countries and cities I have traveled to.